「辛口美容ライターREIKO」の美容コラム

幹細胞コスメ

近ごろ話題の「幹細胞」。お肌の基本構造から知るその役目!

いつまでもハリのある若々しい肌を保ちたい――幹細胞コスメはそんな願望を叶える救世主!?

いつまでもハリのある若々しい肌を保ちたい――そのような願望は美しさを求める女性なら、日々感じていることではないでしょうか。そのために多くのスキンケアコスメを試してみては、その効果に嘆息をもらすこともあるのでは?

そこでピックアップしたのが、最近美意識の高い女性の間で話題になっている「幹細胞」について。肌の基本構造から、アンチエイジングに幹細胞が重要なワケをご説明します!

幹細胞とは

「幹細胞」とは大きく分けて、次の2つの機能を持つ細胞のことを指します。

1つ目は「それ自身と同じ機能を持つ細胞」を、分裂によって生み出す機能。
2つ目は「それ自身とは異なる機能を持つ細胞」を作り出す機能。
※「どんな細胞にでもなれる」全能な機能を持つ幹細胞は、受精卵のみ。

体の様々な部位に存在する幹細胞の働きのおかげで、私たちの体は健康を維持しています。そのため医療分野においては、幹細胞を使った「再生医療」が注目されています。そしてその再生力は、「肌の再生・健康維持」という面において、美容業界でも大大注目を集めているんです!

※2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞した「iPS細胞」も幹細胞の一種。

表皮幹細胞が新しい肌をつくる

肌は表面から大きく「表皮」「真皮」「皮下組織」に分かれます。さらに表皮は上から「角層」「角質細胞が積み重なった層」「基底層」に分けられます。

この一番下の基底層から「表皮細胞」が生み出され角層へと上がり、最終的にはアカとして剥がれおちます。つまり表皮細胞とは、表面に出ている皮膚の赤ちゃんみたいなもの。そしてこの表皮細胞を作り出す元なのが「表皮幹細胞」なんです。

さらに基底層には「メラノサイト」という色素細胞が存在します。このメラノサイトは紫外線などの外的刺激を感じると、表皮細胞を守るためにメラニン色素を作り出します。メラニン色素とはシミの元。そのメラニン色素もまた、角層へと上がっていき、表面にシミとして現れた後、アカとなって剥がれ落ちます。

しかし残念ながら、加齢や栄養不足により表皮幹細胞の働きが鈍くなると新しい肌そのものが生まれなくなるんです。すると……シミがいつまでも残ったり、肌全体がくすんだりしてしまいます!

弾力に欠かせない真皮幹細胞

基底層の下にある「真皮」は、肌の弾力を司ります。

真皮は主に「コラーゲン」という線維細胞で出来ていて(水分を除いた約70%)、そのコラーゲンが網目状に張り巡らされて肌の弾力を作り出しています。さらに「エラスチン」がコラーゲンをところどころで支え、「ヒアルロン酸」がそれらの隙間を埋めて弾力を安定させています。またヒアルロン酸は保水力も高く、ヒアルロン酸が多くあることで内側から潤った肌になります。

これらコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出すのが「線維芽細胞」。そしてこの線維芽細胞を生み出すのが「真皮幹細胞」なんです。

だから真皮幹細胞の働きが弱まると、肌に弾力を与えているコラーゲンなどが減ってしまうため、シワやたるみが表面に現れるように! これは世の女性たち(男性も?)にとって大問題です。

幹細胞を活性化させるアンチエイジング

幹細胞コスメは、肌の内側の幹細胞を活性化させ、年齢に負けないハリのある肌へ導きます。

シミ・シワ・たるみのない、弾力と透明感に満ちた肌を作るには、「表皮幹細胞」「真皮幹細胞」両者の幹細胞の働きが活発でなければいけません! 上辺だけの乾燥・美白対策ではなく、肌内部の幹細胞を活性化させて、内側から元気に弾むような肌を作り出し続けるのが真のアンチエイジングと言えますね。