「辛口美容ライターREIKO」の美容コラム

幹細胞コスメ

いまさら聞けない「お肌のターンオーバー」。その仕組みとキープする方法!

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「最近肌がくすんできた」「シミがなかなか消えない」「傷が治りにくく、痕が残りやすい」など、以前と比べて肌に関するお悩みが増えてきたのなら、それはターンオーバーが遅くなっているせいかもしれません。

美容に関する話題でよく耳にする、この「ターンオーバー」というワード。なんとなくイメージはあっても、正確にはどういうモノなのかよく分かっていない……、なんていう方も実は多いのでは? そこでここではターンオーバーの基本的なしくみと健康的にキープする方法をご説明します!

ターンオーバーとは

皮膚は外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で成り立っています。さらに表皮は上から「角層(顔の場合、角質細胞が約20層重なった層)」「さらに角質細胞が積み重なった層」「基底層」に分かれています。

この基底層には「表皮幹細胞」という幹細胞があります。この幹細胞が新しい「表皮細胞」を作ります。表皮細胞は約28日をかけて徐々に一番上の角層へと上がっていき、最後にはアカとなって肌から剥がれ落ちます。

また、基底層には「メラノサイト」という色素細胞があり、紫外線などの外的刺激が基底層に入ってくると防御作用としてメラニン色素を作り出します。そのメラニン色素もまた、表皮細胞と同じく28日をかけて角層へと上がっていき、表面にシミとして現れた後、アカとなって剥がれ落ちます。

この一連の流れを「肌のターンオーバー(新陳代謝)」と呼んでいるんです。

でも恐ろしいことに、表皮幹細胞の働きが加齢(!)などの影響により弱まると、ターンオーバーの周期が遅れてしまうことに! さらには健康な肌の元が生産されなくなるため、シミや傷跡などがいつまでも残り、肌がキレイに再生されなくなってしまうようになるんです。

ターンオーバーが遅れる要因

ターンオーバーが遅れてしまう原因のひとつに、悲しいかな、「加齢」が挙げられます。

ターンオーバーが約28日なのは、だいたい20才程度まで。その後ゆっくりとその周期は伸びていき、一般的に40才を過ぎるとターンオーバーは「40日以上」になっていると言われています。ただし加齢以外にも、ターンオーバーを遅らせる要因はいくつか考えられるんですよ!

【ターンオーバーを遅らせる代表的要因】
1:紫外線(日焼け)
2:睡眠不足
3:栄養の偏り(偏食)
4:ストレス
5:血行不良(タバコ、体の冷えなどによる)
6:ホルモンバランスの乱れ

だから年齢だけに関わらず、ターンオーバーが遅れて肌にゴワつきやくすみ、シミが消えないなどのトラブルがある場合は、生活習慣の見直しを徹底する必要があるんです!

ターンオーバーのための栄養素と食材例

ターンオーバーを改善するためにオススメの栄養素と食材をご紹介します。ファストフードや糖質類は控え、これらの食材をバランスよく摂りましょう!
※ただしサプリメントなどによる過剰摂取はお控えくださいね。あくまで食材から補給することをメインに!

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1:タンパク質
人間の体は20%がタンパク質。そのためタンパク質は美肌の他に体型維持にも欠かせません。肉・魚・卵・乳製品・大豆製品をバランスよく摂取して、良質のタンパク質を体に補いましょう。

2:ビタミンA
レバー、うなぎ、しそ、ほうれん草、ニンジンなどに多く含まれています。
体内で作り出せない栄養素のため、食事から意識的に摂取しましょう(特にβカロテンなどは、体内のビタミンAが不足するとビタミンAに変換する「プロビタミンA」と呼ばれています)。

3:ビタミンB群
主に炭水化物やタンパク質、脂肪の代謝に働きかけます。以下は代表例です。

ビタミンB1⇒豚肉、たらこ、ナッツ類など 
ビタミンB2⇒レバー、うなぎ、牛乳など
ビタミンB6⇒まぐろ、かつお、さんま、バナナなど
ビタミンB12⇒レバー、カキ、あさり、さんまなど
葉酸⇒レバー、ほうれん草、枝豆など

4:ビタミンC
肌の弾力を作るコラーゲンの生成などに欠かせません。ピーマン類や柑橘類、緑黄色野菜に多く含まれます。

5:ビタミンE
抗酸化作用により、肌や内臓の老化を防止します。生活習慣の予防にも効果的です。アーモンドなどのナッツ類や、ひまわり油などの油脂類、たらこやいくらなどの魚の卵に多く含まれます。

6:亜鉛
タンパク質と合成し、免疫機能を高めます。カキ、レバー、うなぎ、アーモンド、ささみ肉などに多く含まれます。